コンクリート診断士試験の概要

資格取得までの流れ

資格を取得するまでの流れを次の図に示します。とくに注意しなければならないことは、試験の前に実施される2日間の講習会を受講していないと受験できないということです。講習会の受講申込み受付期間も短いので、注意が必要です。
日程の詳細は、年度ごとに変わることがありますので、受験予定者は、(社)日本コンクリート工学協会のホームページで公表される日程を必ず確認するようにしてください。

コンクリート診断士講習会

1.受講申込みの受付期間
1月中旬〜下旬
2.受講料
21,000円
3.テキスト
コンクリート診断技術[基礎編]、[応用編]((社)日本コンクリート工学協会)
4.講習会日時
4月上旬〜下旬
5.講習会場
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄

※(社)日本コンクリート工学協会のホームページで必ず確認してください。

コンクリート診断士試験

1.願書の販売期間
4月上旬〜5月下旬(1部1,000円)
2.受験申込みの受付期間
5月上旬〜下旬(郵便または直接窓口に提出)
3.受験料
10,500円
4.試験日
7月下旬
5.試験会場
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
6.受験資格
下の表に示します

コンクリート診断士試験の受験資格とコンクリート試験の免除

受験資格 コンクリート試験
区分 資格又は学歴 課程 実務経歴 講習
A コンクリート主任技士
コンクリート技士
一級建築士
技術士(建設部門)
一級(土木・建築)施工管理技士
いずれかを登録している者、ただし一級(土木・建築)施工管理技士にあっては監理技術者資格者証を有すること

1.前年度コンクリート診断士講習会修了者は今年度の受講は免除

2.前々年度コンクリート診断士講習会受講者は再度受講が必要

3.未受講者は受講が必須。受講修了証は2年間有効

免除
B 大学*1 1.土木工学・建築学の課程を修めた卒業者

2.コンクリートに関する科目を履修した卒業者
コンクリートに関して、4年以上 あり
短期大学
高等専門学校
1.土木工学・建築学の課程を修めた卒業者

2.コンクリートに関する科目を履修した卒業者
コンクリートに関して、6年以上
工業高等学校 1.土木工学・建築学の課程を修めた卒業者

2.コンクリートに関する科目を履修した卒業者
コンクリートに関して8年以上
その他の学歴・課程 コンクリート診断・補修に関して、10年以上

*1:大学院でコンクリートに関する研究を行った者は、大学院の修了証明書を添付すれば、その期間を実務経験とみなすことができる。

※(社)日本コンクリート工学協会のホームページで必ず確認してください。

試験方法

次の表に示す筆記試験のみで行われます。

  • コンクリート試験とコンクリート診断士試験(必須)とがあり、受験資格の区分がAの受験者は、コンクリート試験が免除されます。
  • 式問題、四肢択一式問題、記述式問題のそれぞれに足切り点が設定されていますが、合格水準は公表されていません。

試験方法

受験資格
の区分
コンクリート試験(午前) コンクリート診断士試験(午後)
制限時間:1.5時間 制限時間:3.5時間
A 免除
  1. 四肢択一式問題
  2. 記述式問題
  1. 50題
  2. 問題A(必須)、問題B(選択)、合計2題(問題A1,000字程度、問題B1,000字以内)
B 式問題*1 100題

*1:誤答は減点

※(社)日本コンクリート工学協会のホームページで必ず確認してください。

受験者数と合格率の動向

過去5年間の受験者数と合格率の動向を示します。

維持管理時代の花形資格である反面、比較的難関の試験であるということがわかります。

過去5年の受験者数と合格者数

年度 受験者数 合格者数 合格率(%)
2004年 5,683 796 14.0
2005年 4,894 792 16.2
2006年 4,853 747 15.4
2007年 4,726 891 18.9
2008年 4,888 776 15.9

過去5年の受験者数と合格率の動向

過去5年の受験者数と合格率の動向

合否の通知と登録手続き

  • 試験の結果は8月末に直接本人に通知されるほか、(社)日本コンクリート工学協会のホームページおよび、コンクリート工学誌上にも掲載されます。
  • 登録は9月上旬からの1ヶ月間で行われます(登録料6,500円)。
  • 資格の有効期間は4年間で、4年毎に更新手続きを行う必要があります。

※(社)日本コンクリート工学協会のホームページで必ず確認してください。